カシオペア　寝台特急の旅

カシオペア（Cassiopeia）は、上野と札幌の間を結ぶ寝台夜行列車の名称です。
一晩眠っている間に、東京から北海道に移動できるなんて、素晴らしいですね！飛行機のように耳の痛みを感じることもありません。
昔は北海道と東京の間をつなぐ列車は多数ありましたが、現在は北斗星と期間限定のカシオペアだけです。
中でも、豪華で満ち足りた雰囲気を味わえるカシオペアは特別な存在で、人気も非常に高く、寝台チケットを予約できない状態が続いています。
そんなカシオペアの情報とチケット入手の裏技をお伝えします。

カシオペアは、青函トンネルの開通と共に登場しました。
北斗星を発展させたオール２階建て、豪華二人用Ａ寝台個室のみで構成されてています。
カシオペアの名称は、北斗七星と対をなすカシオペア座から取られたもので、W型の星座の形とオール２階建て（ダブルデッカー）、オール二人用個室（ダブル）とをイメージした名称となっています。
カシオペヤ座は北斗七星と同様、北極星を見つけ出すのによく使われる星座であり、カシオペアが東京〜札幌間を寝台で往復することから、JR東日本はそれにちなんでこの愛称をつけたとも言われています。
なお、この列車の構想時には「北斗星」のグレードアップ化の構想でもあったことから、「新北斗星」・「スーパー北斗星」の通称があったとされています。

寝台特急カシオペア号は、東日本旅客鉄道（JR東日本）が上野駅〜札幌駅間を運行しますが、その路線は東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・東北本線・津軽海峡線（津軽線・海峡線・江差線）・函館本線・室蘭本線・千歳線・函館本線と沢山の経由線があります。

カシオペア　出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』